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2020/09/16 14:35

先日ご紹介したLa Huella農園ですが、クォリティはトップクラスですが、その分価格も高く、デイリーではちょっとと思われるかもしれません。今回は、デイリーでも飲みやすいパナマコーヒーを、La Huella農園からご紹介いたします。





La Huella Catuai Anaerobic Honey


こちらは先日紹介した、La Huella農園の品種・発酵方法が異なるコーヒーです。

カトゥアイというメジャーな品種ですが、発酵により味や香りをコントロールしております。

完熟したカトゥアイを収穫、コーヒーの果肉を取り外し、その後タンク内で酸素のない状態(嫌気もしくはアナエロビック)を作り発酵させます。


少し脱線しますが、ここ数年アナエロビックによる発酵が流行ってます。

新しい味を作る為という説明をコーヒー屋でよく聞きますが、実はそれ以上にアナエロビックにしなくてはいけない生産者側の事情もあります。生産国側の気候変動により、気候がよみにくくなっています。雨などの影響で、ナチュラルプロセス(収穫したコーヒーをそのまま乾燥させる発酵方法)にする予定のロットを、アナエロビックに切り替えたり、農園側では柔軟な対応を取っています。


La Huellaではこのようになるのを予期してか、(単に発酵変態だからな気がしてならないが)他の農園が取り組むよりだいぶ早く、アナエロビックによる発酵を研究していました。ちなみに、今年農園主のペドロ・モスが、コーヒー由来のイースト菌を作ったと言っていました。少しマニアックな話になりますが、酵母添加するプロセスもわずかですが近年見られます。(エスメラルダのオークションロットや、ブラジルなど。。)よくコーヒー本来の味が、、、というコーヒー屋さんがありますがこれならコーヒー由来なので問題ないでしょう。(ところでコーヒー本来の味ってどういう定義されてるのでしょうね。まあこの辺は後日ブログで。。)


フレーバープロファイル


話をもどします。他の農園より早くアナエロビックの可能性に気づき、研究していたLa Huella。その中でも、農園主ペドロ・モスが得意としているハニープロセスのアナエロビックのロットです。


アナエロビック特有の、ウィスキーのような複雑な香りとフレーバーが楽しめます。

口に含むと、ウィスキーのような複雑なフレーバーの後に、メロンのような甘さが味わえます。

アフターテイストにチェリーのような丸みのある酸味が、綺麗に消えていきます。





-Flavour Image-

Fragrance/香り---Whisky/ウィスキー

Flavour/フレーバー---Whisky/ウィスキー

Acidity/酸味---Cherry/チェリー

Sweetness/甘み---Melon/メロン


-La Huella Catuai Anaerobic Honey [90g]-

Country: Panama

Area: Chiriqui

Farm: La Huella

Altitude: 1450m

Cultivar: Catuai

Method: Anaerobic  Honey Process

Roast---Medium/中煎り

Mouth Feel/口当たり-----Medium/中間