2020/10/15 17:47
パナマのコーヒー界で、ひときわ伝統と存在感のあるブランド、コトワ。農園主リカルド・コイナーがボケテ地区に所有する、4つの農園でコーヒーチェリーを生産しています。20世紀の初め、アレクサンダー・ダンカン・マッキンタイアが、遥か遠いボケテの土地に魅了され、移り住んで以来、四世代にわたって伝統的なコーヒー栽培と製法を守りながら、最高級のコーヒーづくりを営んでいる農園です。
今回はこのコトワ農園の特別ロットを、Extreme Panama Lot.1としてご紹介します。
「Extreme Panama Lotとは、パナマのトップレベルの農園が、最高レベルの栽培技術、発酵技術を用いて生産したナノロット。他ではほとんど販売していない、希少なロットですが、パナマ専門インポーターのBRISA&TIERRAが農園と密に連携しているからこそ輸入できたロットです。」by店主
その1回目(Extreme Panama Lot.1)となる記念すべきロットが、農園主のリカルドコイナーが絶賛するゲイシャのロットです。
その名もKotowa Las Brujas Geisha Anaerobic です。
今回も少し名前が長めですね。
Kotowa Las Brujas Geisha Anaerobic (コトワ ラスブルーハス ゲイシャ アナエロビック)
簡単に解説しますと、
Kotowa→コトワ農園
Las Brujas→ブルーハ区画
Geisha→ゲイシャ種
Anaerobic→アナエロビック(嫌気性)発酵
となります。
このロットは、同区画、同品種、同プロセスのコーヒーが、パナマの品評会Best of Panama 2020に出品され、受賞しています。
全く同じとは言えないのですが、ほとんど同じロットが出品され、受賞しています。
Definitive.と提携しているパナマ専門インポーターのBRISA&TIERRAが農園と密に連携し、信頼関係があるからこそ農園主が紹介してくれたロットです。
そして肝心の味ですが、このコーヒーの最大の特徴、それはパイナップルのような酸味を伴った独特のフレーバーです。
(酸味は少しありますが、いわゆる酸っぱいコーヒーではありません。)
今まで数百種類のコーヒーを扱ってきましたが、その中でもトップクラスの独特な味わい-パイナップル感のあるコーヒーです。
パイナップルフレーバー以外には、アナエロビック由来の、グレープのようなコクと軽めのフローラルな香りが心地よく長く続きます。
ゲイシャといっても、エスメラルダ農園のような、乳酸・ベルガモット系の味わいから、フローラルなものなど数多くありますが、その中でもとにかくユニークかつ、単純に美味しいと思えるコーヒーです。
Extreme Panama lot の第一弾としてKotowa Las Brujas Anaerobicをご紹介いたしました。
希少な特別ロットゆえ価格が他のものより高く、少し買いづらいかと思います。
そこで、通常90g販売ですが、50g-約3杯分を一袋として販売いたします。
ぜひ一度、このロットを味わって見てください。今までにないコーヒーのフレーバーです。
※希少なロットのため、今回は5袋のみの販売といたします。
Country: Panama
Area: Las Brujas
Farm: Kotowa
Altitude: 1600-1800m
Cultivar: Geisha
Method: Anaerobic
Roast---Light-medium/浅-中煎り
Mouth Feel/口当たり-----medium/中間
-Flavour Image-
Fragrance/香り---Floral/フローラル
Flavour/フレーバー---Grape/グレープ
Acidity/酸味---Pineapple/ パイナップル
Sweetness/甘み---Honey/ハチミツ