-Bernardina Geisha Extended Fermentation 22/12/2023 [85g]-

日本ではDefinitive.がインポートしている農園
酸素がない状態で発酵させるアナエロビックファーメンテーションの中でも、長時間発酵させるエクステンディッドファーメンテーションが得意な農園

ゲイシャの初収穫が2020-2021のクロップで、今年が4期目です
毎年農園の中でもトップロットをDefinitive.ようにリザーブしてます

-Flavour-

Extended Fermentationが得意な農園です
発酵が強すぎるのではないかと思われるかもしれませんが、適正に管理されたアナエロビックは、醤油や味噌のようなニュアンスではなく、グレープや熟成されたグラッパのような独特なフレーバーが出ます

最初口に含んだ瞬間は、バブルガム-といってもジャンキーな感じではなく上品なニュアンス
ガーデニアのようなアロマ、熟成させたグラッパのようなフレーバーへと続きます
甘さもしっかりありつつ、ボディは強すぎないので上品な印象

これからの時期はアイスコーヒーやcold brewにもおすすめ

Roast--Light-Medium/浅-中煎り
Mouth Feel/口当たり----Med/中間

-Flavour image-

Fragrance/香り---Gardenia/ガーデニア
Flavour/フレーバー--- Bubble Gum/バブルガム, Grape/グレープ, Aged Grappa/熟成させたグラッパ
Acidity/酸味---Aged Grappa/熟成させたグラッパ
Sweetness/甘み---Grape/グレープ

-Story-

レナシミエント地区、アミスタード国立公園内、山々に囲まれ、天然の樹木と多様な動物たちが生息する地域に農園は位置しています。
18ヘクタールのうち、4分の一は手つかずの原生林が保存され、その他の森のわずか2ヘクタールに、コーヒーと、果物と製材用の木などが植えられています。
1年の生産量はわずか、100ポンド袋にして200～300袋ほど。

「ベルナルディナ」は、1960年代にコーヒー栽培を始めた、現農園主の祖母の名前で、
親子三代にわたってコーヒーづくりが引き継がれています。1987年、2世代目のフェリックス・アギレルがカトゥーラ、カトゥアイを2ヘクタールの農園に植えたのがほぼ現農園の原型です。

環境を守る取り組みとして、土壌を守るために除草剤を使わない雑草対策と、自然の樹木を使った（チェリー生育に必要な）「日陰づくり」を実践しています。
コーヒーを生産するだけではなく、周囲の持続できる原生林を維持するために、動植物の保護にも力を入れ、同時に、生活に欠かせない水資源を確保することにも貢献しています。
ナチュラル、ウォッシュト、ハニーの3種類のプロセスを採用し、乾燥は主にアフリカンベッド、さらにパティオ式も利用していて、最近では、発酵技術にも力を入れはじめ、さらなる研究と実験を積み重ねています。

Country: Panama
Plantation: Finca Bernardina (ベルナルディナ農園)
Producer: Félix Aguilar
Location: Santa Clara, Renacimiento, Chiriqui , Panama
Elevation: 1400 to 1580 masl
Cultivar: Geisha
Method: Extended Fermentation